バンカラという言葉がありますが、元々『野蛮』と『ハイカラ』から成る合成語だそうです。「蛮カラ」とも書くみたいです。この言葉が作られたのは明治時代。同じ時期に流行した「西洋かぶれ」を意味する俗語『ハイカラ』の対語として生まれたものらしい。

バンカラという言葉から私がイメージするのは、汚い学生服に腰に手ぬぐいぶらさげて、下駄を鳴らして歩く、硬派の若者です。
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はて?どこかで聞いたことがあるフレーズですが・・・そうです!( ̄ー ̄)ニヤリ
私の世代では絶対的エース!吉田拓郎の「我が良き友よ」です。

いつ聴いても拓郎の唄は心に響きます。体調はあまり良くないという話を聞きますが、また必ず復活してくれることを信じています。
takuro  kamayatsu D
「我が良き友よ」
作詞作曲 吉田拓郎 歌 かまやつひろし
発売日:1975/2/5 オリコン1位 売上:70.1万枚
 
1) 下駄を鳴らして 奴(ヤツ)が来る
  腰に手ぬぐい ぶら下げて
  学生服に しみ込んだ
  男の臭いが やってくる
  ああ 夢よ 良き友よ
  おまえ今頃 どの空の下で
  俺とおんなじ あの星見つめて
  何思う
takuro  kamayatsu C
(2) 可愛いあの娘に 声かけられて
  頬を染めてた うぶな奴
  語り明かせば 下宿屋の
  おばさん酒持って やってくる
  ああ 恋よ 良き友よ
  俺は今でも この町に住んで
  女房子供に 手を焼きながらも
  生きている

(3) 男らしさと 人が言う
  お前の顔が 目に浮かぶ
  力ずくだと 言いながら
  女郎屋通いを 自慢する
  ああ 夢よ 良き友よ
  時の流れを 恨むじゃないぞ
  男らしいは やさしい事だと
  言ってくれ
takuro  kamayatsu B
(4) 家庭教師の ガラじゃない
  金のためだと 言いながら
  子供相手に 人の道
  人生などを 説く男
  ああ 夢よ 良き友よ
  便りしたため 探してみたけど
  暑中見舞いが 返ってきたのは
  秋だった

(5) 古き時代と 人が言う
  今も昔と 俺は言う
  バンカラなどと 口走る
  古き言葉と 悔やみつつ
  ああ 友よ 良き酒を
  時を憂いて 飲み明かしたい
  今も昔も この酒つげば
  心地よし
takuro  kamayatsu F
(6) 学生たちが 通りゆく
  あいつ程では ないにしろ
  まじめなのさと 言いたげに
  肩で風切って 飛んでゆく
  ああ 友よ 良き奴よ
  今の暮らしに 飽きたら二人で
  夢を抱えて 旅でもしないか
  あの頃へ

昔・・・私がまだ学生の頃には、こういう生き方もひとつの美学として価値観が認められていた時代でした。

私は学生の時に大阪に住んでいましたが、当時の大阪の人は学生さんを大事にしてくれて、少々反社会的な言動があっても大目に見てくれる風潮がありました。

時々、出世払いということでサービスしてもらったりもしていました^^;

まだまだ貧しい世の中でしたが、細かい事は問題にせず、将来の希望を持って生きていけた、まさに蛮カラな時代だったように思います。

動画は、近くを走る山陽本線から撮影したものです。広島、三原、福山といった主な都市以外の駅はやはり田舎駅で、田舎ののんびりした風景が楽しめます。線路の側を流れるのは沼田川です。

車窓から流れる風景とその時間の流れが、この「我が良き友よ」とピッタリあって、私の学生時代を思い出させてくれます・・・苦しかった思い出のほうが多いですけど(^_^;)
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2011.09.19 Mon l その他 l コメント (6) トラックバック (0) l top

コメント

No title
こんばんは!
吉田拓郎。。
そうそう、私と誕生日が同じということで親近感が
ある方です(^^)v
「私は今日まで生きてみました・・・」という冒頭で始まる唄が好きです。
自分の人生をしっかり自分自身がプロデュースしていくんだというメッセージが感じられて面白い歌詞だなと感動したことがあります(^^)v
いいですね!バンカラですか~
オバrevさんも当時はバンカラ族だったんですか?

応援凸
2011.09.19 Mon l ぴーち. URL l 編集
No title
オバrevさんこんにちは☆
ずいぶん以前の歌なんでしょうね(笑)
聴くのは初めてですけど、歌詞がいいですね~
当時の世相を反映してるように思います。


2011.09.20 Tue l まり姫. URL l 編集
ぴーちさん
> こんばんは!
> 吉田拓郎。。
> そうそう、私と誕生日が同じということで親近感が
> ある方です(^^)v

工エエェェ(´д`)ェェエエ工~!なんと、そうだったんですか・・・って、拓郎の誕生日知らないんですけど(^_^;)

> 「私は今日まで生きてみました・・・」という冒頭で始まる唄が好きです。
> 自分の人生をしっかり自分自身がプロデュースしていくんだというメッセージが感じられて面白い歌詞だなと感動したことがあります(^^)v

「今日までそして明日から」ですね。私も好きな曲です(^o^)

♪私は今日まで生きてみました 

 時にはだれかの力をかりて 時にはだれかにしがみついて

~時にはだれかをあざ笑って 時にはだれかにおびやかされて

~時にはだれかに裏切られて 時にはだれかと手をとりあって

 私は今日まで生きてみました
 そして今 私は思っています
 明日からも こうして生きて行くだろうと

何回聴いても飽きませんし、全く人生ってそうなんだと、この年になってよく分かります^^;

> いいですね!バンカラですか~
> オバrevさんも当時はバンカラ族だったんですか?

目先の利益や損得勘定で動くのではなく、人と人の付き合いの中で、こいつのためなら、という価値観で行動するのがバンカラかなと思っています。それは吉田拓郎そのものだろうと思います。

私ですか?バンカラに憧れながら、でも目先の利益に目が眩んでました orz

2011.09.20 Tue l オバrev. URL l 編集
まり姫さん
> オバrevさんこんにちは☆
> ずいぶん以前の歌なんでしょうね(笑)

た、確かに1975年ですから、いまから36年前の歌です・・・もしかして、まり姫さんはまだ生まれていない?

> 聴くのは初めてですけど、歌詞がいいですね~
> 当時の世相を反映してるように思います。

そうですね、吉田拓郎は、体制や大勢に媚びず、エネルギッシュで、フォークソングをメジャーにした中心人物でしたが、照れ屋で、要領がいいわけでもなく、愚直な生き方をしていたところが歌にもよく現れています。

だから彼の唄は、何度聴いても自然と心にしみてきます。
私自身、自分で作った「我が良き友よ」の動画を見ながら、学生時代を思い出して涙を流してました(^_^;)
2011.09.20 Tue l オバrev. URL l 編集
時代はまさに今また昭和の歌を求めていますね^^
あ!私も生まれていませんでした(^^ゞ
ですよね?オバrevさん?(´∀`*)ウフフ

でも最近の子供たちは、昭和の歌を良く知っていて
驚かされる事があります!
いきなり娘の口から
ぼうや~一体何を教わってきたの?♪
なんて歌がこぼれた時には
え?!なんて驚くやら、嬉しいやらw
いい曲は世代を越えて歌い継がれていくことが
とても嬉しく思いますね(^^)v
昔の歌だから・・なんて侮れないですよね^^
私の方が逆に忘れていて教わっていたりします(笑)

応援凸
2011.09.28 Wed l ぴーち. URL l 編集
Re: 時代はまさに今また昭和の歌を求めていますね^^
> あ!私も生まれていませんでした(^^ゞ
> ですよね?オバrevさん?(´∀`*)ウフフ

えぇ~!い、いや、そうでした。確かぴーちさんはキャピキャピの24才でしたね。忘れてました(・_・;)

> でも最近の子供たちは、昭和の歌を良く知っていて
> 驚かされる事があります!
> いきなり娘の口から
> ぼうや~一体何を教わってきたの?♪
> なんて歌がこぼれた時には
> え?!なんて驚くやら、嬉しいやらw
> いい曲は世代を越えて歌い継がれていくことが
> とても嬉しく思いますね(^^)v

我が家の子供も山口百恵の歌を知ってたんですが、私が車で山口百恵の歌をよくかけていたかららしいです。
でも親子くらいの世代間で共通の歌があるって素晴らしいことですよね。

何年か前に島谷ひとみの「亜麻色の髪の乙女」という曲がヒットしたことがありました。
実は1968年ビレッジ・シンガーズというグループサウンズがヒットさせた曲のリバイバルだったのでよく知っていまして、当時小学生の子供達と一緒に得意げに歌った記憶があります。

> 昔の歌だから・・なんて侮れないですよね^^
> 私の方が逆に忘れていて教わっていたりします(笑)

クラシック音楽もそうですが、いい歌は時代を超えますよね。

特に吉田拓郎の歌は、武田鉄矢に言わせると「人を酔わせる」んだそうです。
まさに彼の、照れ屋で口下手だけど骨太で男らしく優しい人間性が、歌詞・声とともに聴く人を酔わせるんだと思います。聴きながら、そして一緒に歌いながら、自然と涙が出てきます。
2011.09.28 Wed l オバrev. URL l 編集

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