東京での開催が中止になった世界フィギュアスケート選手権は、4月24日~5月1日にモスクワで代替開催されることが正式に決まりました。参加する選手の皆さんもホッとしていることでしょう。1ヶ月後を楽しみに待ちたいと思います。
世界ジュニア表彰2
さて先月世界ジュニアフィギュアスケート選手権が韓国の江陵市で行われましたが、予想通りジュニアグランプリ1-2コンビ、ロシアBig2のソトニコワとトゥクタミシェワが圧倒的強さでまたしても1―2フィニッシュしました。

ロシア女子フィギュアスケート黄金時代の幕開けかもしれません。
世界ジュニア結果
日本の庄司理紗は健闘して5位に入賞しましたが、何とソトニコワ、トゥクタミシェワ、そして庄司理紗は同じ1996年生まれのまだ14才です。

ソトニコワ
トゥクタミ
庄司理紗
こ3人は2010年12月のジュニアグランプリファイナルでも闘っており、その時は3位以下に大差をつけソトニコワが1位、トゥクタミシェワが2位、庄司理紗は3位の李氏君(中国)と同点ながら4位でした。3位の李氏君も同じく1996年生まれの14才です。

日本であれば皆さん中学校2年生というのですから驚きです。フィギュアスケートジュニア女子はまさに14才パワーが制覇しています。野球界では松坂世代とか斉藤世代という言い方をしますが、この女子フィギュアではジュニアトップを走るソトニコワに敬意を表してソトニコワ世代とでも名付けましょうか。

彼女たちがソチオリンピックを迎えるときは全員18才。当然メダル候補として台頭しているはずです。

既にソトニコワは昨年のロシア選手権を制しており、まさにロシア女子No.1、トゥクタミシェワは同じロシア選手権で3位でしたが、フリーの得点は1位と実力的にはNo.2かな?李氏君も中国選手権の優勝者です。

庄司理紗は全日本選手権で5位でしたが、上位には浅田、安藤、村上、鈴木という超一流選手がひしめいている中での5位ですから立派です。

SP得点2

FS得点2
これは、ソトニコワ、トゥクタミシェワ、庄司理紗の得点詳細です。3人とも5種類の3回転を跳びますし、3回転―3回転、2回転―3回転、3回転―2回転をフリーの演技に入れています。トゥクタミシェワは練習で既に3回転半のアクセルジャンプを跳んでいるそうです(・.・;)

得点詳細からは、やはりソトニコワが強いことがよく分かります。トゥクタミシェワもFSのミスが響き優勝は逃しましたが、SPの技術点ではソトニコワを上回っており、この二人の実力は他を圧倒しています。ロシアの2人に比べるとやや水を開けられている庄司選手ですが、ジャンプの完成度を高めGOEを取れるようになると、十分対抗出来るようになると思います。まだまだ14才ですからこれからに期待したいですね♪

しかしシニア女子で3回転―3回転を跳ぶ選手はほとんどいないのに、ジュニアでは3回転―3回転が当たり前という現状は、むしろジャンプについては、ジュニアの方が体も軽く跳びやすいということなんでしょうか。そして体格の変化とともに跳べなくなっていくのかもしれません。

特にRussian14の2人は、庄司選手や李氏君よりもこれから大きく体格が変化しそうですので、そこをうまく切り抜けて今後も魅力的な演技を披露してくれるかどうか、ちょっと心配?

動画は優勝したソトニコワ、2位のトゥクタミシェワ、5位庄司理紗のフリープログラムです。
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ソトニコワは最初に3ルッツ-3ループを跳んでいますが、このジャンプは過去にも女子で跳んでいるのは安藤美姫とイリーナ・スルツカヤのみという難易度の高いジャンプで基礎点が11.10点もあります(スゴ!)。それに昨年末のロシア大会では197.44点というジュニアのレベルを越える得点で優勝しています。全体的に力強くスピードがあり、素人の私が見てもレベルが高いなあと思います。ただ女性らしい優雅さなどの点では、トゥクタミシェワや庄司理紗のほうが魅力的に見えてしまうのは素人ゆえでしょうか?
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トゥクタミシェワは、非常に覚えにくい名前ですけど^m^;、14才とは思えない大人の色気を魅せてくれますね。彼女も今年行われたロシアジュニア選手権では193.56点というジュニア越えの高得点で優勝しています。スピードもあってジャンプも素晴らしいけど、エキゾチックでエレガントな表現力はソトニコワは勿論シニア顔負けで、思わず見入ってしまいました^^;

私的分類では、ソトニコワがやや体育会系であるのに対して典型的芸術系スケーターです。非常に魅力的です。愛称はリーザだそうです。それにしてもこの二人、同じロシア人とは言え全く顔の系統が違いますね(;^_^A
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庄司理紗は、今回のフリーはほぼノーミスで満足のいく演技だったんじゃないでしょうか。彼女も典型的芸術系スケーターですが、バレーも習っているらしく、日本人の感性とも合わせてトゥクタミシェワとは違った独自の世界を表現できるスケーターだと思います。

それに体格を比較すると、おそらくこれから成長期に入るRussian 14に較べて、大幅な変化はなさそうですので、より安定した演技も期待できます。

ISUの規定では五輪と世界選手権以外のシニアの大会に出場できるのは、「大会前年の7月で14才以上」となっています。2011~2012のシーズン、この14才達はシニアグランプリ出場資格を得ますので、シニア常連に加えてジュニアからのニューフェイスに大いに期待したいと思います。それにしてもロシアは恐ろし・・・ヤ(^_^;言ってしまった orz
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2011.03.26 Sat l フィギュアスケート l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

No title
こんにちは☆

久しぶりにロシアに新星が現れましたね~
フィギアスケートはしばらくロシア勢の活躍がなかったけど、これからは日本もうかうかしてられませんねσ(゚ー^*)

2011.03.26 Sat l まり姫. URL l 編集
まり姫さん
> こんにちは☆
>
> 久しぶりにロシアに新星が現れましたね~
> フィギアスケートはしばらくロシア勢の活躍がなかったけど、これからは日本もうかうかしてられませんねσ(゚ー^*)

そうなんです。かつて日本に安藤美姫、浅田真央が出てきてジュニア世界選手権王者になったころの勢いを感じます。

特にソトニコワ、トゥクタミシェワの力はずば抜けていますから、間違いなくまず今年のグランプリシリーズを席巻しそうです。
2011.03.27 Sun l オバrev. URL l 編集

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