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最近私のお楽しみ番組は佐々木希が出演している「お天気お姉さん」と月~金の夜11時半からのNHK「News Web」です。
社内がバタバタ状態でグッタリして帰宅という日々でしたが、お酒片手に、テキパキとしたMC振りとNHKらしからぬ可愛らしさを兼ね備えた橋本奈穂子アナウンサーのお顔を拝見しつつNewsを振り返ることによって疲れも随分癒されました。またHPの編集後記は番組以上に楽しいです(*´σ-`)
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その News Webで体罰の問題を取り上げていました。
文部科学省有識者会議が、部活での体罰に対するガイドラインを発表したことを受けて、専門家の意見やツイッターで視聴者の意見を聞こうということでしょう。平素官僚様が出される意味不明な通達に悩まされている私としては、どこまで現場の現状に即した内容になっているかを興味を持って見ました・・・
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ゲストはシンクロナイズドスイミング元オリンピック銅メダリストの田中ウルヴェ京さん。現在心身の健康をテーマとした㈱MJコンテス取締役社長です。夫はフランス人だそうです。コメンテーターは経済学者の安田洋祐さん。

さてそのガイドラインは以下のように、部活指導の考え方をまず挙げていますが、何かとらえどころのない分かりにくい表現になっています。
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このガイドラインについてまず田中さんは、
「とてもまっとうに書かれているガイドラインでありマニュアルです。」
・・・まあ批判のしようがない当たり前のことが書かれているという意味ですかね(^_^;)

「指導する教師の解釈によって変わってくる可能性があるので、このガイドラインを読み込む作業が必要。コミュニケーションを大事にすると書いてるが、良いコミュニケーションはどうすればいいかは書いてないので現場の指導に対応できない。」
・・・漠然としていて分かりにくいという事でしょう。まじめな先生は混乱しそうですね(?o?)
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そして具体的に部活動において認められる指導と許されない指導(体罰)を示しています。まるで小学校の道徳のような、これは体罰ですよ、これは大丈夫ですよと具体的に例を挙げて指針を出していますが、教師をまるで子供扱いしたような内容で、現場を知らない人達が素人考えで作った浅はかなものにしか見えません。
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この具体例を挙げて体罰と指導を区別していることについて田中さんは
「細かく書きすぎてあって、指導者が自分で考える余地がなくなってしまう。
スポーツの楽しさは杓子定規なマニュアルでは伝わらない。」
・・・と述べています。これはダメと具体的に書きすぎると、そのどちらにも該当しないことにぶち当たった時に対応できなくなってしまうし、そんなマニュアルを心配しながらやっても楽しくないという事でしょうね。
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我々の仕事に於いてもそうですが、杓子定規なマニュアル対応だけでは質のいいサービスはできません。マニュアルは必要だけど、真のサービスはそれを超えたものを提供していかないとプロとは言えないと思っていますし、そこに面白さもあります。

そして「スポーツを指導していく上で、科学的根拠のある指導方法をしていくことが必要。その科学的根拠を指導者に示すべきだが今回はそれが示されていない。」
・・・昔我々の部活では水を飲まずにランニングやスポーツをすることは常識で、もし練習中に水を飲んだら怒られていました orz
しかしそれは現在では生理学的に否定され、マラソンはもちろん、プロ野球でも試合中に水分補給してますね。

科学的根拠に基づいて練習や試合をするというのはプロやプロレベルのアスリートでは常識だと思います。

またスポーツにおけるメンタル面についても「内発的モチベーション(自分の好きなことをやる)と外発的モチベーション(賞状もらう、金メダルをとる)があり、心理学的には体罰は内発的モチベーションを下げる。こういう知見を指導者は知るべきである。」

・・・これも科学的根拠ということでは同じですね。そういう勉強を指導者はしなくてはいけないし、そこに文部科学省もお金や人をかけるべきだと思いますね。
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「競技として、勝つためにやりたい子もいれば、楽しみたいためにやりたい子もいる。その目的によって体罰の意味も変わってくる。それをマニュアルで一括りにすること自体が無理がある。」

・・・とも言っています。そりゃそうですよね。甲子園目指して野球部に入った生徒は、甲子園に出るための練習なら厳しくて当たり前と思うし、単なる同好会レベルの意識しかない生徒には今日は暑いから練習休み!もありでしょう(^^ゞ

そして体罰の具体例を挙げていたことについては
「具体的な例を上げるのではなく、スポーツ生理学的、心理学的根拠に元づいた指導をするという概念を共有することで良かったのではないか。」

・・・まさにそうですよ。もし自分が部活の顧問だったら、こういうあまりに具体的な例で縛られると、そちらにエネルギーを使って、肝心の部活の方がおろそかになりそうです(>_<)
学問的根拠に基づいた指導をするようなシステムを作っていく方が生徒も先生も楽しく部活ができるように思いますけどね。
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そして「体罰をしないようにするために大事なことは1つ、人を尊敬すること。
Respecting each other
選手も指導者も男も女も年齢も技術レベルも関係なくお互いに尊敬しあっていれば体罰をする意味がなくなる。
本音で話をするためには、お互いがリスペクトしていないとできない。」

・・・と、中々核心をついているなと思いました。これは学校だけでなく職場でも言えることで、私の経験からも、経営者と従業員がお互いに相手を尊敬しながら仕事をいていることがうまくいく秘訣だなと思います。

そして最後に駄目だしともとれる一言
「このガイドラインは教師をリスペクトしたものではない。」

・・・う~ん、何か分かりにくい心のこもってないガイドラインだなぁと感じていましたが、この相手をリスペクトするという事が抜けていたんですね。良く理解出来ました(*_*;
いつも通りの、全く現場の血が通ってない官僚の作文でしかなかった、というのが私の感想です(´・ω・`)ガッカリ…
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上の写真は、このガイドラインの話の後長期国債の金利上昇について専門家に話を聞いたのですが、コメンテーターの経済学者安田さんの突っ込みが不十分だったため不満顔の橋本アナウンサー(^_^;
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と笑顔の橋本アナウンサーに苦笑いの安田さん。最後に新緑の中のBMW320iです。
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2013.05.15 Wed l 政治・経済・社会 l コメント (4) トラックバック (0) l top