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【up!試乗会は賑わっていました】
以前から車雑誌でも話題になりTVでも大々的に宣伝しているVWの新しいリッターカー up!。
何と言っても目玉は149万円という驚きの価格です。
150万円前後の国産車と言うと、1~1.5Lのコンパクトクラスか軽のターボと同じです(゜o゜;もう完全に国産車とがっぷり四つの車が上陸しました。

そのup!は一体どの程度の車なのか。
安かろう悪かろうなのか、ユーロ安のために安くできたのか、ドイツ車らしくお金かける所はかけてあるのか、買う買わないは別として価格と車の仕上がり具合に非常に興味があって、先週行きそこねた展示試乗会に行ってきました。

ちなみに先週行った軽のワゴンRの営業さんも、ターボのスティングレーは価格が完全にバッティングする(むしろ高い)ためかup!のことを気にしていました^^;

話題の車だし日曜日とあってディーラーは結構賑わっていまして、試乗車が用意してあったのですが、順番待ちのためまず店内でカタログ見ながら説明をうけることに。

up!フロント&リア
【up!外観&車内はシンプル】
VWと言えばゴルフですが、up!はそれより2回り小さいサイズで、全幅x全高x全高が1650x3545x1495mm、車重は3ドアが900キロ、5ドアが920キロです。サイズ的にはビッツ1L(1695x3885x1500 970キロ)よりやや小さく、パッソ1L(1665x3650x1535 910キロ)やマーチ1.2L(1665x3780x1515 940キロ)よりわずかに小さいくらいのコンパクトさです。むしろ軽自動車(全幅1475x全長3395)の幅を広げたくらいのサイズの方が近いかもしれません。

リアのハッチはなんとガラス張りを大幅に広げてデザイン的ポイントとなっています。
タイヤは165の14インチにスチーはスチール&ホイールキャップ・・・これは購入時にアルミにして標準ホイールはスタッドレス用にするのがいいと思います(;^ω^)
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室内はいたってシンプルな内装で、特に鉄板丸出しが(・∀・)イイ!!
149万円の車ですからこんな所は省いていいんです。
腰痛持ちの私が気になるのがシート座り心地。でも問題ないです。

リアシートは、室内高が十分あり、フロントシート下に足先が入って、姿勢よく座れます。ただ座面高が不十分で膝の余裕はワゴンRの方が上です(^^ゞ
小さい子供さんなら問題ないけど大人4人だと+αとして考えていたほうがよさそう。

でも気軽に道具として乗るのにはピッタリだと思います。

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【試乗~結構楽しい】
エンジンは3気筒1000ccのNAで75ps、9.7kgm。
トヨタの1リッター(69ps、9.4kgm)よりカタログデータでは優れています。
JC08モード燃費は、アイドリングストップなしで23.1km/L。
これも文句ない数値。ちなみにパッソ1Lは21.2km/L(アイドリングストップ付きで23km/L)、ビッツ1Lはアイドリングストップが付いて20.8km/Lです。

エンジンはスマートキーではなく、普通にキーを差し込んで回す古風なタイプ?です。
そしてミッションはASGという1クラッチMT。つまりペダルがないけどクラッチはあって、その操作を機械がするというMTです。まあ実質的にはATと同じ操作ですけどね。

ゴルフやポロは、これが2クラッチつまりDSGとなっています。
以前ゴルフもポロも試乗したことありますけど、1クラッチと2クラッチの違いは明らかで、DSGはスムーズでASGはギクシャク(;・∀・)

でもこの価格ですからやむを得ないかもしれません。

いつもシビックタイプRの6MTに乗っている私からすれば低速でのクラッチ操作が少し気になりました。むしろマニュアル操作した方がこの車には合っていると思います。

エンジンはスムーズにややノスタルジックに荒々しくレッドゾーンまで回ります。
CVTの抑揚のないふん詰まりな回り方よりは気持ちいいです(∩´∀`)∩ワーイ
乗り心地もそれなりの振動はありますが全く不満はありません。

むしろ色んな情報が入ってきて、マニュアルシフトしながらこの小さい車を走らせるのは、車を運転しているんだという気分にさせてくれ、楽しい♪

【装備】
そして149万円という衝撃的な価格で日本上陸したup!の装備はどうかですが、まあある程度価格なりもありますが、とても日本車でもできない装備も満載されていて、マジですかと唸ってしまいました(*_*;

CDプレーヤーが標準でオーディオレスの設定はなく、専用のポータブルナビが付きますけど、リアカメラはないし、イマイチカッコ悪いなぁ。
もしかしたらマイナーチェンジでインパネナビが付くようになるかもしれないかな?

運転席に助手席側のパワーウィンドウスイッチがないのと、リアウィンドウが開閉ぜずにノブで開けるタイプなのは、結構不便で(・∀・)イイ!!と思います!

ただ安全装備はさすがで、サイドエアバッグ、横滑り防止装置に、何と追突回避の緊急自動ブレーキがついています。この価格でもう信じられません(-_-;)
emergency break
緊急自動ブレーキのセンサーはフロントガラスのバックミラーの所についています。
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動画は当日ディーラーでシティ・エマージェンシー・ブレーキの実験をやっていた様子です。
30キロ以下の速度で、対象物があるのにドライバーがブレレーキを踏まない場合、車が自動的にブレーキをかけてストップするという触れ込みですが、本当に止まるのかどうかユーザーを交えて実際にやってみせてくれました・・・VWディーラーもなかなかやるねぇ。

私も試乗しましたが、20キロで走行していて見事に止まりました。試乗に来ていた人が交代に実験しましたが、車がストップするたびに歓声があがっていました。この価格でこの装備もついているとは凄いの一言です。

【価格】
価格は2ドアmove up!149万円に対して装備がほとんど同じ4ドアmove up!が19万円高の168万円。フォグ、シートヒーター、クルーズコントロール、リアバンパー・ソナー、アルミ等が追加された4ドアhigh up!183万円となっています。

オプションは14インチアルミが8万5千円、ナビが5万8千8百円円・・・

そんなに後席も広くないしシンプルに乗るなら絶対に149万円の2ドアmove up!
おそらく一番人気になるんじゃないでしょうか。

装備を気にするなら183万円のhigh up!
同じ4ドアのmove up!に比べて15万円高であれだけの装備が付くんですから・・・でも必要ない装備が多いかもしれませんけど^^;

ただこの車の個性を楽しむという点も考慮すると圧倒的に2ドアでしょう。インパネナビ付きモデルが出たらマジ買うかも(?o?)イマハカワナイ

【結論】
Up!は 部品点数を減らし、効率を高め、軽量鋼材を使い、お得意のダウンサイジング過給も使わず、アイドリングストップも採用せず、割り切って安く、安っぽさはありながらでも必要十分な車内空間、動力性能、安全性も含めてきっちり作った車だと思います。

149万円という外車では破格の価格は、決してユーロが安いという理由だけではなく、VWの積み上げてきた技術やポリシーが詰まった見事な作品だと思います。

思い出すのが、シンプルで飾らず、でも車の基本や安全性をきっちり作ってあったかつての初代ゴルフです。結局名前は違えど、初代ゴルフの原点に戻った車じゃないでしょうか。


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2012.10.15 Mon l l コメント (6) トラックバック (0) l top