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日本自動車工業界の発表によると、11月の自動車販売台数のうちエコカー減税対象車が68.9%を占めて過去最高となりました。

2,3代目プリウスkai
エコカー減税は、一定の排ガスや燃費の基準を満たす車の自動車取得税と自動車重量税を50、75、100%の3段階に分けて減税する制度です。自動車重量税・自動車取得税ともに100%免除となるハイブリッドカーのプリウスは、未だに半年待ちだそうです。

全体の販売が伸び悩む中、エコカー減税対象車がしっかりと販売を牽引していると言えそうです。
その結果、前年割れが続いた国産車販売も、9月以降は前年を上回っています。来年も今年を上回る予測がでています。

BM,アウディ、ベンツ
しかし、このエコカー減税対象車がほとんどない輸入車は厳しい状況です。国産車より大幅な前年割れが続き、11月になってやっと前年比4.8%アップとなりました(前年が金融危機で低すぎたとも言えますが)。

夏に近所のVWのディーラーへ新型のゴルフを見に行ったことがありますが、セールスの人は車の説明よりも、エコカー減税への愚痴の方が多かったくらいでした。

今年、そこのVWディーラーへ入社したある女性のセールスに課せられた1ヶ月のノルマは5台だったそうです。これは本人から聞きました。

まあ、どう考えても売れる台数じゃないですね。普段走っていてもプリウスはよく見かけるけど、新型ゴルフは未だに見たことないです。

そのため、輸入車ディーラーは、エコカー減税分の実質値引きをせざるを得ない状況です。先日話をしたBMWディーラーでも、通常値引きに加えて30万円の補助がでていました。

そこで、BMWの担当の営業に何故欧州車はエコカー減税の対象にならないのか聞いたところ、日本の測定方法が欧州基準と随分違うためにクリアできないそうです。販売台数が少ないために、わざわざ投資をして日本の基準に合わせるのも難しいと言ってました。

日本車の多くがエコカー減税対象となり輸入車はほとんど対象外とは、これはひょっとして、実質的な自動車の輸入関税かもしれません。これを考えついた官僚の頭の良さに感服しました。

でも、今年秋の東京モーターショーには輸入車の出展はほとんどありませんでしたけど、エコカー減税への腹いせってことはないですかね?(^^;
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2009.12.25 Fri l l コメント (8) トラックバック (0) l top