今年もあと僅かですね。この支離滅裂のブログにご訪問いただいた皆様1年間ありがとうございました。来年も景気回復は期待できそうにありませんので、仕事の方はかなり工夫していかなければと思ってます。そのため今年以上にマイペースの記事となると思いますが、どうぞ来年もよろしくお願いします。

さてNHKドラマ坂の上の雲第一部が終了しました。

坂の上の雲kai
第二部は来年だそうですが、年が明けて早々の2月か3月くらいから始まるのかと思っていたら、何と、来年の12月頃らしいです(゚o゚)ヾ(--;オイオイ…

第三部は再来年の秋とか・・・気の長い番組やなぁ~。

ところで坂の上の雲には広島県に隣接する愛媛県の松山や、広島の江田島もでてきます。そして明治維新という大構造改革に加えて、欧米や中国などの列強を相手にしなくてはいけなくなったという、現代に通ずる国内外の大変革の時代ですので、普段あまりTVをみない私ですが、これは興味があって最初から見ました。

今回は特に、広島県安芸郡江田島町(現江田島市)にあった海軍兵学校について触れてみたいと思います。

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主人公の秋山真之は後に、日露戦争の日本海海戦において、中佐として連合艦隊司令長官東郷平八郎を支えた天才名作戦参謀です。兄好古も陸軍大将になった人で秋山兄弟として大変有名だったそうです(知りませんでしたオロオロ)。

生まれは松山で、同郷の正岡子規とともに松山中学から東京の共立学校(現開成高校)という予備校にすすみ、東京大学予備門に合格しました。

東京大学予備門は現在の東京大学教養部らしいですけど、当時の東京大学の教官は欧米のお雇い外国人だったため、教科書、授業、ノート、答案はすべて外国語という状態だったそうです。

このため大学での専門教育を受けるためには、まず、英語やドイツ語等の高い語学能力が不可欠で、これを身につける予備教育機関としてつくられたのが大学予備門だったそうです。・・・教科書、授業、ノート、答案はすべて外国語という段階でとてもついて行けません(T_T)
共立学校では後の大蔵大臣及び総理大臣になった高橋是清に英語を学び、東京大学予備門では秋山真之、正岡子規の他、夏目漱石や南方熊楠も同期でした・・・それも凄い。

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その後真之は予備門を中退し、軍人を目指し海軍兵学校に入学します。この海軍兵学校が翌年東京筑地から広島県の江田島にやってきます。

海軍兵学校は学費免除のうえ兵学校出身者は特別の事情がない限り大佐まで昇進することになっていたらしく、全国から文武両道、男の中の男を自負する優秀な青年が競って志願した超難関校だったそうです。そのため、東京府立一中、四中、六中 湘南中、横浜一中、仙台一中、麻布中、神戸一中、広島一中、呉一中、鹿児島一中など、全国の数多ある有名中学が上位合格者数を競いあっていたそうです・・・それぞれ現在も高校として存続してると思いますが他県の名前はよく分かりません。広島に関しては、広島一中が国泰寺高校、呉一中が呉三津田高校です。

海軍兵学校は太平洋戦争敗戦と共に姿を消しましたが、現在その跡地は海上自衛隊の第1術科学校及び幹部候補生学校となっています。

幹部候補生学校の庁舎は、日清戦争の前年の明治26年(1893年)に海軍兵学校生徒館として建築され、現在も教室として使用していて、通称「赤レンガ」と呼ばれています。、
また大正6年(1917年)に兵学校生徒の入校式、卒業式の場として建築された大講堂は、現在でも幹部候補生、自衛隊生徒等の入校式、卒業式等の儀式に使用されています。

幹部候補生学校では、防衛大学や一般大学の卒業生、海上自衛隊から選抜された幹部候補生などが、海上自衛隊の初級幹部自衛官として勤務するのに必要な知識と技能を修得させるための訓練をしています。

呉に行くと、よく制服を着た海上自衛隊隊員や学生さんを見かけますが、皆さん背筋が伸びて歩く姿勢もいいです。凛々しく見えます。

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この海旧海軍兵学校などは無料で見学できます。平日は1日3回、土・日・祝日には4回の見学時間が設定されていて、案内の人がついてくれて説明もしてくれます。見学所要時間は約1時間30分です。

江田島市に隣接する呉市では、呉海軍工廠の造船ドックで戦艦大和が建造されており、現在大和ミュージアムがあります。

年明けの我が社の新年会は、この大和ミュージアム見学の後呉駅前の呉阪急ホテルで食事の予定となっています。
呉は広島県内では交通の便が悪いこともあり人口も徐々に減っていて、かつての華やかさはありませんが、当時の趣を残した街です。宮島へ寄られた際には、そこから1時間半ほど足を延ばされることをお薦めします。

では来年12月まで坂の上の雲を待つことにしましょう(;^_^A ナガイナア…皆様どうぞよいお年をお迎えください。
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2009.12.31 Thu l その他 l コメント (20) トラックバック (0) l top