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86円
円が昨日86円台と14年ぶりの高値をつけたと思ったら、今日はあっさり85円突破して84円台を記録。米国の景気回復が遅れゼロ金利は当分続くと見られており、金利の安いドルで借りて、ブラジル、オーストラリア、インド等の通貨に換えて投資するドルキャリートレードや、中央銀行がドルを売って金やユーロを持つなど、ドル安傾向は収まりそうにありません・・・ドコマデヤスクナルンヤ

輸出企業大手は為替レートを90~95円と想定しており、このままでは日本の輸出企業はいっそうの厳しい状況に追い込まれそうです。また工場を海外に移転する企業もありますし、雇用という点でも悪化しそうですね(素人予測)。

しかしこの円高でもっと困っているのは、輸出企業よりも、仕組み債をやっている大学や自治体ではないかと言われています。

仕組み債とは欧米で金融工学を元に生まれた金融商品(デリバティブ)の一つで、お客は或る条件以上なら大きな得をするが、条件がそれ以下になると大損をするという丁半博打のような債権です(汗)。

最近ではこの仕組み債で、駒澤大学154億円、慶応大学225億円、立正大学134億円、神戸市30億円の損失を出したというのが話題になっていました。

このケースの仕組み債は、例えば1ドルが一定以上の円安なら顧客の大得、或る条件以上の円高なら証券会社の大得という商品で、その或る条件以上に円高がすすんでしまったために各大学は多額の損失を出したとのことです。

また大阪府は1050億円をドル仕組み債で契約して借金していますが、円安である限り超低金利!(1%)、円高になると超高金利!!(10%)となります。1ドル70円台に入っていくとやばいと言われています。契約したときは1ドル100円くらいだったそうで、今後70円台に突入するかどうかは不明ですが、ここまで円高になるとは思っていなかったようです。


仕組み債 大阪産業大学

豪ドルの仕組み債で大損をした某大学を例にしますと、日本では野村證券が代理でやっているそうです。図にあるように豪ドル~円のレートが、1豪ドル74円より円安であれば支払いよりも受け取りが多く、74円より円高になると支払いの方が遙かに大きくなる契約です。

この74円というレートは、その契約時より2割くらい円高に設定するそうで、1豪ドル93円くらいのときの契約のようです。74円より円高にならなければ証券会社の損ですが、円高になれば大得です。

豪ドルレート改

そして図のように、物の見事にあれよあれよという間に74円を割り込んで、某大学は100億円くらいの損失を出したそうです。

噂に寄りますと、このくらいの円高になることをその商品を開発した欧米の証券会社は知っていたらしいです。ドル仕組み債についても、ドル暴落による円高を知っていてるらしいです。

結果をしっていて丁半博打をするという半分詐欺のような話ですね。

中国もこの仕組み債で大損しましたが、中国共産党が「これは詐欺だからお金をはらわなくていい」という通達を出したそうです・・・これはこれでひどい話だとおもいますが(^^;)

いずれにしても、今後円高が進行し80円を割るようなことがあると、一気にこの仕組み債の問題が噴出してくるかもしれません。
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2009.11.28 Sat l 未分類 l コメント (14) トラックバック (0) l top
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