08年度(08年4月~09年3月)の国内株式市場で、年金資金を運用する信託銀行(三菱UFJ信託銀行、住友信託銀行、オリックス信託銀行など)が6兆1516億円の買い越しとなったことが東京証券取引所などの調べで分かりました。

株式を買った総額が売った額を超える「買い越し」は2年連続で前年度の4133億円から約15倍に増加。

08年度の日経平均株価が7000円割れ目前の、終値としてバブル後最安値を記録するなどしたときには年金資金の大口の買いが入って株価を下支えしていたようです。
株価

公的年金は、厚生労働省所管の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が信託銀などを通じて運用しています。
GPIFは国内外の株式、債券などに分散投資をしており、基本方針で運用資産の11%を日本株に充てることになってます。株安局面では11%維持のために確かに国内株を買い増しすることになります。

昨年9月の米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻以降の相場下落で、「新規資金の多くを株式に充てた」としており、昨年10月~今年3月は毎月7800億~1兆1800億円の水準で買い越しが続いたそうです。

しかしこの買い越しは、株価が下落すると、国内の金融機関はじめ、多くの企業の決算が悪化することを防ぐために、政府主導で行われたとの噂もあります。

結局08年度は8兆4000億円のマイナスらしい(>_<)アチャ~。

間違いとは言えないでしょうが、我々の年金がこのような形で使われていることに、GPIFは国民にきっちり説明する責任があると思いますし、マスコミももっと報道すべきだと思います。
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2009.04.30 Thu l 政治・経済・社会 l コメント (0) トラックバック (0) l top